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霧の中で

管理人「ガン」(Key系小説同人サークル「オーパー」支配人兼音楽監督)

スターマインとベートーヴェンの交響曲

 1番交響曲は潮だろう。この活きの良さは、あの元気いっぱいの潮そのものである。クレンぺラーやベームといった巨匠風の演奏よりは、バーンスタインのような爆発するような演奏が一層に合う。

 2番は繭だ。9曲の中で一番地味かもしれないが、いざという時の魅力と迫力は他を凌ぐこともある。第1楽章コーダなどがその例だ。それに繭は、時折爆発もするし。

 3番は…いろいろ考えあぐねた末に、里梨をもってこよう。この巨きな音楽は、9人の中では彼女のものだろう。英雄の名の如し、群を抜いて男性的でもある。

 4番は叶得であることは述べた。

 5番も…いろいろ考えた末、雪華ではないかと思う。(食い気)以外で低いテンションは短調を想わせる。歓喜に移る後半は食い気はもちろん、以外に積極な行成への思いとしても面白い。

 3番と5番に里梨と雪華をもってくることによって、叶得が際立つ(笑)。

 6番は牧乃!このアマデウスを凌ぐ柔らかで、おおらかな響きは彼女のものである。でも時々牧乃も怒る!それは4楽章が良い味を出している。

 7番は郷!単一のリズムでズンズン迫ってくる様は、ある種5番のリズムよりも恐ろしい。終楽章でそれは爆発し、行成に襲いかかる。しかし最後の最後で2回、みんなにシバかれて落ちる(笑)。

 8番は鈴だ。9つの中で一番小さいともいえる曲、しかし中身は「濃い」。また、雪華とも仲が良いので。

 9番は、もうこうなると当然志染だろう。音楽の中の音楽、人類の歴史に燦然と輝くシンフォニーは志染こそふさわしい。



 …風見を、9番に据えるのはなあ…と思っていたら志染が出てきた。
 こうなると風見は…交響曲ではないが「合唱幻想曲」なんかどうかと思う。
 ベートーヴェンの「傑作の森」の中のオールマイティな曲。ピアノ曲、管弦楽曲、合唱曲の要素を取り入れた、後の第9にも繋がったと言われる曲である。
 ただ、そのオールマイティが故に編成がちょっと特殊で、演奏機会が少ない。
 いや決して、風見が他のメンバーに比して出番が少ないとか思ってはいないのだが、他が変に個性豊かなせいか…
 
 因みに、七海は、ベートーヴェン唯一の歌劇「フィデリオ」かなと思う。音楽も物語も「まっとう」なのは。そしてその中身の充実は、現在まで上演され続けている「ドイツ・オペラ」の生き残りをして示す。残念ながら交響曲ほど多く演奏されないのも、いかにも七海らしい。


 9番に風見を据えると、志染は…「荘厳ミサ曲」になるか。

 その方が、何か得体も知れず変に神々しい志染を一番表現しているように思える。

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  1. 2013/01/28(月) 02:02:47|
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