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霧の中で

管理人「ガン」(Key系小説同人サークル「オーパー」支配人兼音楽監督)

ブラームス『ドイツ・レクィエム』

 私は、ブラームス作曲の『ドイツ・レクィエム』が大好きだ。

 初めて聴いたのはいつだったか、実は覚えていない。

 しかし本当に大好きで、調子のいい実演を聞くと涙が出る。

 横浜で聴いたシュナイトや、杉並で聴いた小林の演奏などは非常な名演だった。

 この曲が好きなあまり、自分のKanon小説に取り入れたことがある。

 その名も『ドイツ・レクィエム』。

 Kanonの美坂姉妹もので、栞に物語の内容が行かなかったという、極めてマニアックな設定の話だった。
 
 私がこの曲に魅かれるのは、その音楽だけでなく、歌詞にもあると思う。

 この曲は聖書の言葉をブラームスが抜粋しており、そのセンスは唯一無二と言っていい。

 第一楽章のこの言葉からしてどうだろうか。

『悲しんでいる人は幸いである。彼らは慰められるだろう』

 第三楽章の終わりの部分。

『正しき人の魂は神の御手のうちにあり、いかなる責め苦もそれらに触れることなし』

 ブラームスはここを壮大なフーガの曲をつけているが、私はここの部分を聴く度に涙が出る。

 また、ここに入る直前の歌詞。

『主よ、それなら何に望みをかけたらよいのでしょう。わたしはあなたを待ち望みます』

 この音楽も素晴らしい。

 『正しき人の魂は神の御手のうちにあり、いかなる責め苦もそれらに触れることなし』
 
 この言葉が各々の心の琴線に、各々が思い描いているものに触れるのではなかろうか。

 第六楽章。

『私たちはこの地上に永遠の都を持っていません。来るべき都を探しているのです』

『私はあなた方に神秘を告げます、私たちはことごとく眠るのではなく、今とは異なる状態になります』

『最後のラッパが鳴るとともに、たちまち、一瞬のうちにです』
 
『ラッパ鳴りしとき死人は朽ちずして蘇り、私たちは変えられます』

『このようにして記された言葉が成就します』

 ここで音楽はこの曲一番の盛り上がりを聴かせ、次の言葉を唱する。

『死は勝利に呑まれたり!死よ、なんじのとげは、いずこにかある?地獄よ、なんじの勝利は、いずこにかある?』

 ラスト第七楽章。

『幸いなるかな、これから後、主にありて死ぬるものは』

『「そうだ」と霊も言うだろう』

『彼らはその労苦を解かれて休まん』

『彼らの行い、後より従うなれば』

 ここで静かに、音楽は終わる。

『彼らはその労苦を解かれて休まん』

 この言葉も、様々なものとだぶってしまう方も多いのではなかろうか。



 あのKanonの話を、また復活させてみようか。





 
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  1. 2012/05/13(日) 23:34:23|
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 私は、ブラームス作曲の『ドイツ・レクィエム』が大好きだ。  初めて聴いたのはいつだったか、実は覚えていない。  しかし本当に大好きで、調子のいい実演を聞くと涙が出る。  横浜で聴いたシュナイトや、杉並で聴いた小林の演奏などは非常な名演だった。  この曲が...
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