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霧の中で

管理人「ガン」(Key系小説同人サークル「オーパー」支配人兼音楽監督)

文化祭ほか(敬称略)

 先日行われた「よんこま文化祭」に参加された方々、お疲れさまでした。

 当サークルも幾許か頒布できました。有難いことです。

 また、とあるやんごとなき方から素晴らしいものを言付かり、主催にお渡ししましたが、実に素晴らしい扱い方をしてくださりました。厚く御礼申し上げます。

 次回参加イベントは、今のところ未定です。ただ、夏に続きものの話を書いたので、その続きを近いうちに出さねばならないと思っています。

 冬の落選、今回はかなり痛いです。

 さて、よんこま文化祭のついでに、その前日に行われたマゼール=東響のコンサートに行っていました。

 まずマゼール、この人の録音をいくつか持っていますが、さほど衝撃を受けたことはありません。

 昨年、私がよく行っているベートーヴェンの年越しコンサートの指揮をしたようですが、結局行きませんでした。聴きに行くにはコストの高い人と思っていました。

 続いて東響、私はあまり聴きに行ったことのないオーケストラです。

 ただ、今年の3月に行われたコンサートに行ったことがあります。

 指揮者は小林研一郎でした。あの時は時期も時期だっただけに、気迫の籠った圧倒的な音楽を聴かせてくれましたが、今回はどうだろうかと思っていました。

 というのは、以前東響で呆れるぐらい酷い演奏を聞いたことがあるからです。

 Nという指揮者によるものでしたが。

 会場はテアトロ・ジーリオ・ショウワ、初めて行きます。

 良いホールと思いますが、駅からの案内が(私が鈍いからでしょうが)分かりにくい(笑)。

 途中でスタッフの方が案内板を持って立っておられてました。

 出し物はベートーヴェンとマーラーの交響曲第1番。

 結論から言うと、良かったです。
 
 どっちの曲も、例えば小林研一郎の生み出すような迫力や凄みはありませんでしたが、それとはまた別の部類の迫力や凄みがありました。

 小林は熱によるものですが、マゼールは端正できちっとした中で生まれた迫力や凄みです。

 上手く表現する語彙が私にはありませんが、敢えて言えば原始的な力と、近代的な力でしょうか。

 小林を聴き慣れている私には、驚きのものでした。
 
 この端正な指揮は、中途でそれを成している指揮者はけっこういます。

 それをすると表面は綺麗なのですがやたらと音が軽くなる。

 例えるなら中身のない最中のようなものです。

 しかし、どんなことでも極限まで極めれば芸術になりえるものですが、マゼールはそれに肉薄しているでしょう。

 演奏の点では、ベートーヴェンの1楽章の反復を行っていました。

 悪くなかったです。

 マーラーの冒頭のトランペットが舞台裏で演ってました。

 この人ミュートで演らせるんじゃかなったかしら。

 でもマゼールは、最盛期を過ぎたかもしれませんが、評価一流の音楽家です。

 これくらいのことはお手の物かもしれませんし、こういう事を涼しい顔で演るというのが音楽家というやつかもしれません。

 ただ、東京交響楽団はどうでしょうか。

 本当に生意気な表現で申し訳ないですが、これもまたよく頑張った。

 マゼールの指揮棒に的確についていっているのがよくわかりました。

 同じ日本のN響や新日フィルのようなスマートさはありませんでしたが、一か所金管がミスをした以外は気持ちいいぐらい良い音楽を奏でていました。

 3月に聴いたのとは全く別のオーケストラのようです。

 マゼールの成せる業か、小林の成せる業か、はてまたどんな指揮者にも東響は対応できる柔軟なオーケストラなのか、とにかく良い物を聴けました。

 プログラムには以前(といっても30年以上前)に、マゼールと共演した際の決して良くないことが書いてありましたが、見事リベンジを果たしたのではないでしょうか。

 東響はこれからも時々聴きにいくでしょうが、マゼールはどうしようかと思っています。

 前なら対象外でしたが、今後日本のオーケストラを振ったり、どこかのオーケストラと来日した際には、十分に注意をしなくてはなりません。

 何か音楽の話になってしまいましたので、文化祭当日の話を。

 当日会場近くに行くと、物凄い列!よんこまやったなあと思っていましたが、別スペースで行われる「ぷにけっと」の列でした。

 このイベントも息が長いです。もっと続いてほしいものです。やっぱり、よく知っているイベントが途絶えてしまうのは寂しいものです。

 今回の大田区産業プラザPio、実は私が初めてイベントなるものに参加したときの会場なのです。

 イベントは今は亡きブライトシーズンの7回目でした。あの頃はKey系(といってもブライトシーズンは厳密にはKeyではありませんが)のイベントが大盛り上がりに盛り上がってました。

 今の東方ジャンルと表現すれば、察していただけるでしょうか。

 私も毎週のように上京していたものです。またその頃は夜間(以下、年寄りの長話になるので割愛)

 イベントで即売会の部が終われば、ジャンケン大会となるのは当たり前です(笑)。

 私はどうしても欲しいものがあったので(笑)、どうやったらジャンケンを勝ち抜くことができるだろうか、籤運が恐ろしく悪い私がこの悪運を撥ね退けるにはどうしたらいいか、思案していました。

 ふとみると、近くにいた方がジャンケンで統計を取っておられたので、私もマネしました。

 結果!勝ったのが一件、何十回と行われた上で一回のみ。私がマネた方は何回か勝っておられたので、無駄ではないようですが、私はそれを活かすことはできないようです。
 
 しかし、とり姐さんは惜しかった。ラストのジャンケンで最後まで残ってておられたのに…運と言えばそれまでなんですが、あまりにも惜しい。

 ジャンケン大会を見ていると、よく勝つ人はだいだい決まっています。

 そういう人はこの運がいいのでしょう。

 ですが、私のような不運な者にもチャンスが訪れるような、そういうアフターイベントはないものかと思ってしまいます。



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  1. 2011/11/16(水) 00:11:01|
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